macOS High Sierraアップデート メリットと注意点
OS X EL CapitanからmacOS High Sierraへのアップデート
社内のmacOSの環境が今まで10.11のOS X El Capitanと10.9のOS X Mavericksだったのですが、社内のOSを統一するべく、macOS High Sierraへアップデートすることになりました。
本来はMac Pro (Late 2013)の10.9のMavericksをOS X El Capitanにアップデートしたかったのですが、日々の仕事に終われそのタイミングを逃してしまい、2018年2月になるとMac Pro (Late 2013)の10.9のOS X MavericksはOS X El Capitanには出来ずアップデートは強制的にmacOS High Sierraになってしまうようです。
macOSのアップデートでいつも怖いのが、アップデートして、アプリケーションが使えない、重くなるなど不安要素がいっぱいです。
普段、仕事で使用しているAfter Effcets CS6やCC、Premiere、CINEMA 4Dへの影響がないのかかなり心配でしたのでネットで調べてみると社内でまだ動いていたAdobe CS6シリーズが動かなくなるが、ターミナルを調整すれば動くようになるというものでした。
ターミナルはできれば触りたくないので、CS6はもう諦めて思い切ってMac Pro (Late 2013)の10.9のOS X MavericksをmacOS High Sierraにアップデートしてみました。
思った以上に軽快に動くmacOS High Sierra
40分ほどでインストールが終了し、恐る恐るMac Proを立ち上げてみると、
なんと思ったよりもサクサク動きます。
問題のアプリケーション関係は
CS6はIllustrator以外は何事もなく動いています。
Illustratorは下記よりJavaを入れると問題なく動きました。
あとはAfter Effects Trapcode系のformなど使用したエフェクトの
レンダリングがなんと3倍も早くなりました。
OSでこんなに変わるものかと驚きです。
ただCC2017のプロジェクトはOS X El Capitanとあまり変わらないように思います。
しかし、動かなくなったアプリケーションもチラホラ
2011年ごろから使用しているMicrosoft officeも問題なく立ち上がりましたしアップデートは成功かと思っていましたが、なんと昔から使用していたFinal Cut Pro 7がエラーになっていました。
Final Cut Pro 7に同梱されていたDVD Studio Pro 4もエラーです。。。
今回のmacOS High SierraへのアップデートはこのDVD Studio Pro 4が使えないのがMacで映像制作されている方は一番きついのではないでしょうか。。。
(スクリーンショットではFinal Cut Xもエラーになっていましたが、これはアップデートで問題なく動いています)
というわけで、社内のOSを全てmacOS High Sierraにするということが出来ず、一台のMac Pro (Mid 2010)のみDVD Studio Pro 4用にOS X El Capitanで置いておくことになりました。
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