CG動画の具体的な作り方

「CG動画を作りたいけど、どうやって作ればいいのだろう?」

そのようなご質問にお答えします。

本記事の内容
・3DCGを作る7つの手順
・CG動画を作る方法

映画、ゲーム、広告など、CGを使うとより効果的に映像を見せられます。

架空の世界や肉眼では見えない箇所まで、思うままに映像化することができます。

しかし、CG制作の経験がない方はどのように作ればいいかわからないと思います。

そこで本記事では、企画から編集まで一気通貫して行なっている弊社が、CG映像の作り方を手順に沿って紹介します。

これからCG動画を作ってみたいとお考えの方は、ぜひ最後まで読んでみてください。

CG動画の作り方

CG動画の作り方

   

CGには「2DCG」と「3DCG」があります。

今回は、より立体的な映像である3DCGの作り方を紹介します。

また、CG制作で使われる専門用語も出てきますので、専門用語がわからない方は先にこちらの記事もお読みください。

≫CGの意味|初心者でもわかる映像業界の専門用語まとめ

   

手順1. CG化したい物の三面図を作成する

まずは三面図を作成します。

三面図とは、物やキャラクターなどを正面・背面・側面から描いたイラストのことです。

三面図が無くてもCG動画は作れますが、よりイメージに近い映像を作るには必要です。

各方向から見たときの寸法や、キャラクターや建物などの立体物として違和感がないかをチェックします。

   

手順2. CGツールにてモデリングをおこなう

三面図が描けたら、モデリングを行ないます。

モデリングとは、3D空間において立体物を形成する作業です。

三面図で用意したイラストを、X軸とY軸に配置します。

配置したイラストを線で繋げていき、ポリゴンを作成します。

三面図からポリゴンを作成し、表現したいものを作っていくのがモデリングの主な作業です。

   

手順3. ポリゴンに色を塗っていく

ポリゴン(3つ以上の頂点を結んでできた多角形)が完成したら、色を塗っていきます。

立体的な物体に色を塗ることで、よりリアルな仕上がりになります。

色を塗るときはポリゴンに直接塗るのではなく、テクスチャーを利用します。

テクスチャーとは質感、模様、凹凸など立体物の「質感」を表すものです。

同じ建物でもコンクリートなのか木目なのかによって雰囲気が異なります。

イメージに近いテクスチャーを貼っていくことで、本物そっくりに仕上がります。

   

手順4. リギングで骨を作る

着色の後はリギングを行ないます。

リギングとは物体の「骨」を作る作業です。

特に人間や動物などのキャラクターを作る場合、手足や首の動きを加えることでリアルなCG動画が作れます。

細かい表情や服の動きなど、細部にまでこだわるとキャラクターの動きが自然になります。

この作業を雑に行なってしまうと、体の動きと表情が合っていないなど、不自然な仕上がりになってしまいます。

   

手順5. スキニングでモデルと骨を関連付ける

リギングで骨を作る作業が終わったら、スキニングという工程に入ります。

スキニングとは、どの部位が骨と一緒に動くかを設定する作業です。

様々な動きを試しながら、キャラクターや物体が違和感なく動くかを確認します。

もしも不自然な動きがあれば、再びリギングをして調整します。

   

手順6.ライティングで光の量・当て方を調整する

全体的にCG映像が出来上がってきたら、ライティングを行ないます。

ライティングとは、様々な種類のライトを設定することです。

シーンの最終的な見映えを決めるので、映像そのものの印象を決める重要な工程です。

季節感や演出の意図などを考えながら、適切なライティングを行ないましょう。

   

手順7.レンダリングで出力する

最後にレンダリングを行ない、完成したCGデータを出力します。

レンダリングとは書きだし作業のことです。

作成したデータから物体や図形の数値データを計算して、2Dに画像化します。

レンダリングによってどのように表現されるかを確認し、問題なければCG動画が完成です。

   

CG動画を作る方法

CG動画を作る方法

  

CG動画を作るには、自分で作るかプロに依頼するかの2択になります。

  

CGソフトを使って自分で作る

CG動画は専用ソフトを使って自分でも作れます。

おすすめのソフトは「CINEMA 4D」「MAYA」の2つです。

弊社でもこの2つのソフトを使っており、本格的なCG映像が作れます。

CINEMA 4Dはadobe製品との親和性もあり制作がスムーズになります。MAYAは映画制作の現場でも使用されているハイエンドな3DCGソフトです。

CGを自分で作るメリットは、予算を抑えられる点と、自分の好きに作れる点です。

第三者の介入がないため、自分の作りたいように作れます。

デメリットとしては、技術の習得に時間がかかる点と、クオリティーがプロよりも劣る点です。

友人の記念パーティーで流す映像やYouTube動画など、趣味で使用する場合には自分で作ることもおすすめします。

   

制作会社に依頼する

制作会社に依頼するメリットは、クオリティーの高いCG映像が作れることです。

経験豊富なCGデザイナーが作るので、専門技術を駆使して、完成度の高い映像が作れます。

映像制作会社に依頼する際の流れは以下のとおりです。

1.見積もり・ヒアリング
2.企画
3.構成・コンテ作成
4.撮影
5.編集
6.試写
7.納品

制作には数週間~数ヶ月かかりますが、企業のプロモーション動画や、商品紹介動画など、ビジネス目的で使う場合はプロに依頼することをおすすめします。

   

まとめ

CG動画は使用目的で依頼先を決めよう

   

CG動画を作る際は、使用目的によって自分で作るかプロに依頼するかを考えましょう。

自分で作る場合は、本記事で紹介した作り方の手順に沿って行なってみてください。

制作会社に依頼する場合は、プロと一緒に企画や構成を考えながら、より満足のいくCG映像を作ってみてください。

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