日本製鋼所様のTVCMで水、液体のCG制作をお手伝いさせて頂きました。


水や液体のCGを制作させて頂いたシーンはこの2つのシーンです。
水の3DCGはCGソフトの中でも特別なソフトを使用する事が求められ、かなりソフトの扱いが難しい作業になります。

どちらのシーンも2秒ずつぐらいの短いシーンですが、制作期間は約1ヶ月ほどとなりました。
ここではその理由や費用の目安などを詳しく解説していきます。

気になる制作期間とコスト

この短い2つのシーンの制作期間が1ヶ月もかかってしまった理由は、クライアント様や監督様の持っているイメージを具現化するのに時間を要したという事です。
当初依頼を頂いた時には、「5色の水がリボンの様な形で流れていく」「2色の水玉が合体して色が変わる」というオーダーを頂き、まずはイメージに近いCGにはなりましたが、そこから水の質感や水玉の細かい動き方などの修正したり、今まで作っていたものを辞めて新たに作り直したりなど、、、3週間ぐらいかけて調整していきました。
つまり、あまり拘りがなければ、1,2週間程で完成できますが、拘わりの期間で2,3週間ぐらいの時間を要したということになります。

コストに関しては詳細な価格はお伝えできませんが、2シーンで100万円は超えるような価格になります。
これは、やはり制作期間に比例した金額になっており、当初、お見積を提出させて頂く際にも、それぐらい拘りたい旨をクライアント様、監督様からお伺いしておりましたので、予定通りの金額、制作期間となりました。
コストを抑えるのであれば、1週間程度で制作し、25〜30万円程度に収めるという事も可能です。
1週間〜10日程度の制作で25〜30万円程度に制作工数を収めても見た目の水のCGのクオリティにはそれほど差は出ませんが、思った様な狙ったCGの水の形状には、その短期間では詰めていけないという事になります。

水や液体のCGは本当にピンキリなのですが、インディゴは予算をかけない場合でもクオリティが高く見えるように水のCGを制作することを得意としておりますので、水や液体の3DCGをお考えの方はお気軽にご相談ください。

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