3DCGで最も苦手、処理が重いとされている水の表現ですが、株式会社インディゴではRealFlowを使用し3DCGで水の表現を可能にしています。

RealFlow公式デモリール

水のCGでも様々な使用例がありますが、株式会社インディゴでは災害対策映像で津波の再現CGをRealFlowで作成した経験がありますので今回紹介させて頂きます。

まず3DCGソフトのC4d(CINEMA 4D)上で建物を配置します。

次にRealFlowというソフトで津波をシミュレートしてみます。

初めは水の質感などは省いて水の量やタイミング、水しぶきなど水の動きを調整し納得いくまでテストし確認します。

動きに納得がいけば次は、質感のチェックです。

動き、質感とも納得いけば最後にカメラワークを設定して最終レンダリングです。

今回の動画は10秒間のCGムービーですので1秒30フレームに設定した場合、300コマの静止画をレンダリングしていきます。

RealFlowはかなりレンダリングの時間を要するため、このCG静止画1枚約10分ぐらいかかります。

計算すると300コマのCGムービーで約50時間ほどでしょうか。

今回は1台のコンピューターでレンダリングしましたが時間がかかりすぎると判断した場合は複数のコンピューターでレンダリングしていきます。

上記CG映像では水しぶきの設定は細かくありませんが、もっと細かく設定することが可能です。

RealFlowでなくてもCGで水の表現は可能ですが、RealFlowを使用することでよりリアルな水の表現が可能となります。

株式会社インディゴでは今後もこのRealFlowを使用しCGの表現力を高めていきたいと思います。

映像制作をプロに依頼するときに用意すべき5つのこと

映像制作の依頼方法についてお探しですか。いざ外注をしようとすると準備するものって思いつかないですよね。この記事では、映像制作の依頼に必要なものについて丁寧にご紹介していきます。
2021年6月28日

【3DCGアニメーター】必要な5つのスキルと未経験から目指す方法

「3DCGアニメーターってどんな仕事なの?」 「3DCGアニメーターになりたいけれど、どんなスキルが必要?」 その...
2023年4月14日

魅力が伝わる「プロモーション動画」制作ポイントや費用・事例を解説

「プロモーション動画はどうやって作るの?」「プロモーション動画の費用や事例は?」 そのようなご質問にお答えします。 本...
2021年12月21日