今回は3DCGのクオリティとそれに伴う価格の設定、制作期間について説明させていただきます。

日々、クライアント様、代理店様、大阪、関西だけでなく関東からもホームページのお問い合わせからCGのお見積の依頼を頂きますが基本的には下記の様な方法で算出しています。

・モデリング単価 × 総数 = モデリング価格
・マッピング単価 × 総数 = マッピング価格
・アニメーション設定単価 × 総数 = アニメーション価格
・レンダリング単価 × 総数 = レンダリング価格
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合計

となります。
 
 

【モデリングに関して】

 

弊社、株式会社インディゴでは主にCINEMA 4DというCGソフトで3DCGを製作していますがモデリングというのはCGのソフト上で形状を作成する作業を指します。

上記のようなモデリングで1点30,000〜50,000円、制作期間は1〜2日ほどでしょうか。四角い形状が多いのでそれほど難易度は低いです。

 

さらに下記のようなモデリングで1点100,000円、制作期間は5日ほどになります。複雑なカーブが多い形状ですので、難易度が高いです。

 

 

ただ最近では企業様から製品のCADデータなどを頂くことも多く、そのCADデータを.igsや.stpという形式に変換しCINEMA 4D上に読み込むこともありますのでその場合は、モデリング費用や工数が大幅に削減できます。

次にマッピング(マテリアル設定)についてですが、モデリングされた形状に色を着色する作業のことを指します。
単に色を着色するだけでなく、同じ青色でも金属っぽくて少しテカリがあるのか、瓶の様に硬く反射し、透明感があるのかなど細かく設定していきます。
 

 

どの程度細かく色設定を行うかにもよりますが、上記でマッピング費用が30,000円2日ほどの制作期間です。

またこのマッピングの作業で洗濯機のラベルや商品の企業のロゴ、デジタル時計などを貼り付けていく作業もこの工程で行います。

 

アニメーションの設定は作成したモデリングマッピングデータに動きをつけていく作業のことを指します。
この時、例えば洗濯機のふたが開いたり、車であればタイヤがが回転し走るなどの動き、その商品の動きに伴うカメラワーク、照明の設定もこのアニメーション設定の工程で行います。
  

 

また例えばキャラクターを動かすといった場合もこのアニメーションの工程に属します。
キャラクターアニメーションの場合は、キャラクターにボーンと呼ばれる骨格を入れていき、キャラクターが正常にアニメーションするように細かく設定していきます。

 

 

【レンダリングに関して】

 

最後にレンダリング設定ですがここが一番CGの品質に関わるセクションです。
同じCGソフトでも様々なレンダリング設定があり品質を左右します。

下記は一番ノーマルなレンダリングです。
影なども反映されますがあまりリアルなCGではありません。
とりあえず予算はかけたくない、状況さえ説明できれば良いという工場の流れ作業の説明など簡易的なCGの場合によく用います。

この車で1280-720ピクセル、静止画だけの納品でしたら1枚5,000円ほどの御見積です。

納期は1日あれば十分です。

次はノーマルなレンダリングにアンビエントオクルージョンという設定を追加します。
ノーマルレンダリングと異なるのは物体と物体の接地面に濃い影が描写され実世界に近い影を作り出してくれます。

単純に物と床などの設置面だけでなく、製品のつなぎ目などにも効果を発揮するのでノーマルレンダリングよりはしっかり見せたいという時に一番使用されるレンダリング手法です。

費用は1280-720ピクセルの静止画でノーマルレンダリングの約1.5倍、7,500円ほどになります。

納期は1日から1日半ほどになります。

三番目に紹介するのはグローバルイルミネーションというレンダリング設定です。
実世界でも少なからず全ての物体は光を発していてるのですが、その物体が発した光も再現してくれるレンダリング設定です。

このレンダリング設定はかなり計算時間がかかりますので、あまり使用する機会がありません。
時間がかかった時間がかかっただけあって綺麗にレンダリングされているのがわかります。

費用は1280-720ピクセルの静止画で約15,000円〜の御見積です。

納期は約2日です。

ちなみにグローバルイルミネーションで照明の設定を変えると下記のようなレンダリング結果になります。

 

最後に紹介するのは3DCGソフトには標準搭載されていない別途購入が必要なレンダリング設定のVrayです。
Vrayは主に室内CGなどに使用されます。
グローバルイルミネーションよりもさらに光の反射や影の表現が実際に近く美しいCGに仕上がります。

 

VrayレンダリングはリアルなCGを書き出すことが可能ですので三番目のグローバルイルミネーションよりは使用頻度が高いですがレンダリングにかなり時間がかかりますので、主に動画ではなく静止画でのレンダリングがメインとなります。

Rayの御見積は1カット50,000円から、納期は約3日ほど頂いております。

Vray以外のレンダリング手法で動画を書き出す際の御見積ですが、ハイビジョンの大きさで

1シーン(10秒ほど)

・ノーマルレンダリング 30,000円

・アンビエントオクルージョン 45,000円

・グローバルイルミネーション 90,000円

ほどの御見積になります。

以上がモデリング、マテリアル(マッピング)、アニメーション、レンダリングの3DCGの工程です。
この工程がどれぐらいあるかによって、日々お問い合わせいただいたご質問に対して概算、見積を提出させて頂いてます。

 

またCGの制作に関してはPC上でのトラブルやCGにレタッチにレタッチが必要な場合などございますので余裕を見た納期を設定させて頂いております。

別ブログの「だから3DCGのレンダリング時間や納期はこんなにかかる」をご参考ください。

 

ただクライアント様、広告代理店様のご予算のご都合もございますので、予算については柔軟に対応させて頂いております。

その他、3DCG、映像制作に関してご質問などございましたらお気軽にお問い合わせフォームよりご連絡ください。