キャラクターCGで広がる企業表現の可能性

近年製造業やBtoB企業のプロモーション映像でも活用が進んでいます。
キャラクターを登場させることで、製品の機能や技術をより身近に、わかりやすく伝えることができる。
無機質になりがちな製品映像に“人の感情”が加わることで、共感や親近感を生み出す表現が可能になります。
ここでは、CGによるキャラクターアニメーションの制作の流れと、実際の事例をご紹介します。
3DCGによるキャラクターアニメーション制作の流れ
- モデリング:キャラクターの形をつくる
- マッピング:質感や色を与える
- ボーン設定:動きを支える骨格を仕込む
- リギング:自然な変形や操作の仕組みをつくる
- アニメーション:感情を伝える動きをつける
- ライティング・レンダリング:世界の中に溶け込ませる
① モデリング——形をつくる工程
CGキャラクターの印象は、最初のモデリングで決まります。
製品映像に登場するキャラクターの場合、「かわいらしさ」だけでなく、「信頼感」「親しみ」「清潔感」といった企業イメージに合った表現を意識して設計します。
顔の輪郭、手足の長さ、服装などを細かく調整し、製品の世界観になじむキャラクターを造形。
シンプルなフォルムでも“人間味”が感じられるよう、ラインや形状のバランスを丁寧に整えます。
② マッピング——質感を与える工程
モデリングが終わると、キャラクターの表面に質感を与えます。
金属製品のそばに立つキャラクターなら、反射の強さや色味を少し抑えて“背景とのなじみ”を重視します。
光の当たり方や影の落ち方を調整することで、製品とキャラクターが同じ空間に存在しているように見せることができます。

この工程で、映像全体のトーンが決まります。
③ ボーン設定とリギング——動きの仕組みをつくる工程
キャラクターに動きを与えるために、内部にボーン(骨格)を仕込みます。
これにより、腕を上げる、振り向く、歩くといった動作を自在に制御できるようになります。
同時に行うリギングでは、関節の動き方や服の揺れなどを細かく設定。
滑らかすぎず、少し“人間的な癖”を感じるような動きを実現することで、親しみのある自然なモーションを目指します。
④ アニメーション——感情を吹き込む工程
キャラクター3DCGアニメーションの本質は「感情表現」です。
たとえば、製品を紹介する映像でも、キャラクターが「驚く」「うなずく」「笑う」といったリアクションをすることで、視聴者の理解や共感をサポートできます。
情報を伝えるだけでなく、“感じてもらう”ための表現がここで生まれます。
⑤ ライティング・レンダリング——世界観を完成させる工程
CGソフト内で行うライティングでは、キャラクターと製品が同じ光の中にいるように調整します。
たとえば展示会映像なら、画面の奥行きや照明の雰囲気を再現して、臨場感のあるシーンに仕上げます。
最終段階のレンダリングで、キャラクター・背景・製品が一体となった世界観を完成させます。
(背景の例)

参考事例:「未来の駅をつくる」3DCGアニメーション
これらの工程を活かした事例のひとつが、「未来の駅をつくる」というテーマで制作したアニメーションです。
未来の駅を舞台に、人と技術が自然に共存する世界をやわらかなタッチで表現しました。
映像は横長スクリーンに合わせたサイズで制作し、来場者が“未来の駅に立っている”ような没入体験を得られるよう設計。
キャラクターの会話やしぐさによって、テクノロジーと人の関わりをやさしく伝える映像に仕上げました。
企画・設計・3DCGアニメーション・ナレーションまでを自社で一貫対応し、クライアントの思いをダイレクトに反映しています。
まとめ
キャラクターアニメーションは、企業映像を伝わりやすくする表現手法です。
無機質になりがちな製品紹介映像も、キャラクターを使うことで温度感や共感を与えることが可能です。
キャラクターを活かした映像表現をご検討の方は、ぜひお気軽にご相談ください。











