今回は、パナソニック・コネクト様の「レッツノート」のCG静止画を100枚程度制作した事例をご紹介させて頂きます。
ビジネスシーンでの信頼感と使いやすさに定評のあるレッツノート。その魅力を、静止画でしっかりと伝えられるよう心がけて制作しました。
【クライアントオーダー】
以前はクライアント様社内でCG制作されていたとのことでしたが、「よりクオリティの高いビジュアルにしたい」という想いから、今回ご相談をいただきました。
色味や形状のちょっとした違い、光のあたり方やカメラの角度など、細かな部分にも丁寧にこだわりながら進めています。
とくに「Web上で実物とできるだけ近い印象を持ってもらいたい」とのご希望があり、その点については何度も確認と調整を重ねながら、丁寧に仕上げていきました。
【CGで制作する事によるメリット・デメリット】
製品イメージをCGで制作することは一般的になっていますが、写真で製品を撮影するよりも圧倒的なメリットがあります。
【メリット】
・撮影スタジオを要する必要がない
・ライティングや修正が何度でも可能
・アングルや製品動作、色の変更が容易
・枚数が多くなると写真撮影やレタッチよりも安価で制作可能
・後からでもアングル違うなどを増やすことが可能
【デメリット】
・3DCADを用意する必要がある
・撮影に比べて初稿までに時間がかかる
以上のようなメリット・デメリットが考えられます。
デメリットの3DCADというのは、製品の3次元の図面を元にした立体のデータです。
多くの企業様で3DCADを使用し、製品を製図し製品の金型を作っておられますので、そのデータをお借りして3DCGを作成していくことになります。
またデメリットの”撮影に比べて初稿までに時間がかかる”に関してですが、3DCADをお借りしてから、CGのソフトの中で製品の着色などの様々な調整が1-2週間ほど必要になります。
上記のようなデメリットがありますが、CGで制作することにより多くのメリットを得ることができ、多くの企業様が製品をCGで表現されています。
【構成・見所】
法人向けモデルということで、「落ち着きのある上品な仕上がりにしたい」というご要望をいただきました。
ただし、Webサイトのトップを飾るビジュアルではないため、過度な演出は避け、すべてのパーツがバランスよく見えるようにしてほしい、というご意向も。
この2つは、実は少し矛盾する要素でもあるのですが、CGならではのライティングの工夫や質感表現によって、両方のバランスを取ることができました。
【CG制作をご検討のお客様へ】
インディゴでは、丁寧なヒアリングとスピーディな制作体制で、お客様のイメージをかたちにするお手伝いをしています。
「自社で試してみたけれど、なかなか思うようにいかない…」
「もっと伝わる表現にチャレンジしたい」
そんなときには、ぜひ一度ご相談ください。
「まずは話を聞いてみたい」という段階からでも大歓迎です。
映像やCG制作に関することなら、どんなことでもお気軽にお声がけください。